職業実践専門課程
平成26年4月、文部科学省から『職業実践専門課程』の認定を受けました
「職業実践専門課程」とは、企業等と密接に連携して実践的かつ専門的で質の高い職業教育を行っている専門学校を、文部科学大臣が認定し推奨する制度で、本校の情報処理教育のレベルの質の高さが、実践的かつ専門的であると認められたものです。
平成26年4月の初回の認定では、全国の専門学校の17%、鹿児島県では本校1校のみが「職業実践専門課程」設置校として認定されました。
業界や企業が求める、現場に直結した授業科目や実習・演習を受けることができます!!
認定条件
- 企業等との連携体制を確保して、授業科目等のカリキュラムを編成している。
- 企業等と連携して、実習・演習の授業をおこなっている。
- 企業等と連携して、教員に対して実務に関する研修を組織的におこなっている。
- 企業等と連携して、学校関係者評価と情報公開を実施している。
- 修業年限が2年以上であること。
- 総授業時数が1700時間以上、または総単位数が62単位以上。
KCSにおける「職業実践専門課程」の具体的な取り組み(抜粋)
- 企業の技術者や北海道情報大学の教授及び電子開発学園10校の代表者で構成するカリキュラム検討委員会を毎年開催し、時代にマッチした授業科目を定め、教材を開発しています。
- グループ企業や地元のソフトウェア開発企業の技術者が出張授業を行ったり、マイクロソフト・オラクル・シスコのベンダー資格を取得するための教育プログラムを導入しています。
- 毎年度末、学生アンケート等を活用して授業の進め方や、学校運営を見直しています。就職先企業・卒業生や有識者から構成される学校関係者評価委員会による学校関係者評価を受け、次年度の学校運営に活かすこととしています。
- 学校運営に係る基礎的な情報や、学校評価の結果を公開しています。
- 本校は、昭和59年に鹿児島県内では情報処理技術者を養成する初の専門学校として開校し、平成26年度に創立30周年を迎えることができました。
その間、電子開発学園グループの一員として、系列ソフトウェア企業と研究機関が三位一体となった「産・学・研」連携により、「IT革命を支える優秀な人材の育成」を教育理念として、IT職業実践専門教育に取り組んできました。企業等との連携は開校時より行っており、毎年企業等とカリキュラム検討委員会を開催して時代に即した教材の開発、企業のIT技術者による出張授業、ベンダー資格取得のための教育プログラム導入、また教員を企業に派遣して研修を積ませたりしています。
このような取り組みが、『職業実践専門課程』の認定に結びついたもので、今後も高度情報化社会の発展に貢献してまいります。
企業連携講座の模様(例)
平成26年度9月、株式会社SCC様からシステムエンジニアの方をお招きし、4日間に渡る企業連携集中講義をを実施しました。株式会社SCC様は、金融・運輸・医療・物流・出版といった幅広い分野において第一線で活躍している企業です。
一線で活躍しているシステムエンジニアから講義が受けられるとあって、学生たちの顔は常に真剣!!! システムエンジニアを目指してシステム開発を学ぶ学生たちにとっては、夢にまた一歩近づいた4日間でした!!